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通勤・通学で毎日使う交通系ICカードは、登録するだけでポイントが貯まる仕組みになっています。
電車に乗るだけ・買い物で使うだけで、年間数千〜数万ポイントの差がつくことも珍しくありません。
ただしSuica・PASMO・ICOCAでは仕組みや還元率に違いがあります。
この記事では3大交通系ICカードのポイント還元の仕組みを比較し、自分の利用エリアに合うカードの選び方を解説します。
交通系ICカードのポイントの仕組み
交通系ICカードは「乗車で貯まる」「買い物で貯まる」「チャージ元クレカで貯まる」の3つでポイントが貯まります。
| 貯まり方 | 概要 |
|---|---|
| 乗車で貯まる | 登録済みICカードで乗車した運賃の0.5〜2% |
| 買い物で貯まる | 電子マネー利用で0.5〜1.0% |
| チャージ元クレカ | クレカからチャージ時に0.5〜1.5% |
特にモバイル化(スマホアプリ)すると還元率が大きく上がる仕組みになっており、カードからモバイルへの切り替えはやる価値が高いです。
チャージ元のクレジットカードを高還元カードにすることで、3段階の還元を取り切れます。
Suica|JR東日本・モバイルなら還元率2%
SuicaはJR東日本が発行している交通系ICカードで、JREポイントが貯まる仕組みになっています。
●モバイルSuicaは還元率2%でカードの4倍
| 種類 | 乗車還元率 |
|---|---|
| モバイルSuica | 2.0%(50円で1pt) |
| カードSuica | 0.5%(200円で1pt) |
JRE POINTのWEBサイトに事前登録したSuicaでJR東日本の路線に乗車することで還元を受けられます。
カード型からモバイル型に切り替えるだけで還元率が4倍になるため、通勤族はモバイルSuica化を優先するとよいでしょう。
●ビューカードからのチャージで1.5%
ビュー・スイカカードなど、ビューカード経由でモバイルSuicaにチャージすると、チャージ時に1.5%のJREポイントが付きます。
乗車2.0%+チャージ1.5%で、合計3.5%の還元を狙える設計になります。
●JRE POINTの使い道は幅広い
貯まったJREポイントは、Suicaチャージ・グリーン券交換・駅ビル(アトレ・ルミネ)・JRE MALLなどで使えます。
1ポイント=1円相当で、Suicaチャージなら使い道に困りません。
PASMO|東京メトロ・私鉄ユーザー向け
PASMOは東京メトロや関東の私鉄各線で使える交通系ICカードです。
●PASMO単体ではポイントが貯まらない
PASMOカード単体に乗車ポイント機能はありません。
ポイントを貯めるには、各鉄道会社の提携クレジットカード・ポイントプログラムへ事前登録する必要があります。
●東京メトロは「メトポ」で貯める
| 条件 | 獲得ポイント |
|---|---|
| 平日1乗車 | 10メトロポイント |
| 土休日1乗車 | 20メトロポイント |
メトポはPASMOを「東京メトロのメトロポイントクラブ」へ事前登録するだけで利用可能です。
貯まったメトロポイントは10ポイント=10円でPASMOへチャージでき、ANAマイル・nanacoポイントへの交換にも対応しています。
●私鉄ごとに独自ポイントプログラム
東急線は東急カード、小田急線はOPクレジット、京王線は京王パスポート、と各私鉄に提携クレカ+ポイントプログラムがあります。
よく使う路線の提携カードを選ぶと、乗車・チャージ・買い物で還元を受けられます。
ICOCA|JR西日本・関西エリアの本命
ICOCAはJR西日本が発行している交通系ICカードで、関西エリアの中心的な選択肢です。
●WESTERポイントで貯める
| 条件 | 還元率 |
|---|---|
| 定期券区間外の乗車 | 1〜2%(ICOCAポイントサービス) |
| 同一運賃の月10回以上乗車 | 10%還元(時間帯条件あり) |
| JR西日本のクレカ「J-WESTカード」連携 | +α |
ICOCAはWESTERアプリと連携することで、ICOCAポイントをWESTERポイントとして管理できます。
同じ運賃区間を月10回以上利用すると割引対象になるため、関西の通勤・通学利用で活躍します。
●J-WESTカードでチャージするとさらに還元
J-WESTカード経由でICOCAをチャージするとクレカ側のポイントも貯まり、二重取りになります。
関西在住でJR西日本利用が多い方には、ICOCA+J-WESTカードがメインの組み合わせです。
3カード比較表とおすすめの選び方
| カード | 乗車還元 | 向いているエリア |
|---|---|---|
| Suica | 0.5〜2.0%(モバイル) | 関東・JR東日本利用者 |
| PASMO | 路線ごと(メトロは平日10pt/乗車) | 東京メトロ・関東私鉄 |
| ICOCA | 1〜10%(条件達成時) | 関西・JR西日本 |
●利用エリアで選ぶのが基本
JR東日本ならSuica、東京メトロ・私鉄ならPASMO、JR西日本ならICOCA、と利用路線で決めます。
スマホ1台でSuica・PASMOの両方を持つことも可能なため、JRと地下鉄を併用する方は2枚持ちが有効です。
●モバイル化と提携クレカでの還元率最大化
最大の差はモバイル化と提携クレカの組み合わせです。
モバイルSuica×ビューカードや、PASMO×Tokyo Metro To Me CARDなど、組み合わせ次第で実質還元率が3%超になるケースもあります。
まとめ
- 交通系ICカードは乗車・買い物・チャージの3段階でポイントが貯まる
- JR東日本ならSuicaのモバイル化で還元率0.5%→2.0%に
- 東京メトロ利用者はPASMOをメトポへ登録、平日1乗車10ポイント
- 関西エリアならICOCAのWESTER連携で同一運賃10回以上の割引
- 提携クレカからのチャージを組み合わせて二重・三重取りを狙う
クレジットカードの還元率比較はクレジットカードのポイント還元率ランキング、QRコード決済との組み合わせはキャッシュレス決済のポイント還元率比較もあわせてご覧ください。


