成長投資枠で買うべき新NISA人気銘柄TOP5

投資・資産形成

新NISAの成長投資枠(年間240万円)で、どの銘柄を買えばいいか迷っていませんか。

結論から言うと、投資初心者なら多くの投資家が保有している「人気銘柄」から始めるのが王道です。
人気銘柄には「業績が安定」「知名度が高い」「配当実績がある」といった共通の特徴があります。
これらは長期保有に向いている条件です。

この記事では、新NISA成長投資枠で人気を集めている銘柄TOP5と、その選び方を解説します。
特定銘柄の購入を推奨するものではなく、銘柄選びの参考情報としてご覧ください。

新NISAの成長投資枠とは

2024年から始まった新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。

項目 つみたて投資枠 成長投資枠
年間投資上限 120万円 240万円
購入できる商品 金融庁指定の投資信託のみ 株式・投資信託・ETF・REITなど
個別株の購入 不可 可能
非課税期間 無期限 無期限
生涯投資上限 1,800万円(成長投資枠は内枠1,200万円まで)

成長投資枠の大きなメリットは、個別株の配当金や売却益が非課税になることです。
通常は約20%の税金がかかるところが丸ごと免除されるため、長期保有するほど差が大きくなります。

新NISAで人気銘柄が選ばれる3つの理由

●業績の安定性

人気銘柄は大型株・業界のトップ企業が多く、不況時でも急激に業績が悪化しにくい特性があります。
長期保有を前提とする新NISAとの相性が良いポイントです。

●配当の継続性

多くの人気銘柄は長年にわたり配当を出し続けています。
配当金を受け取りながら保有できるため、新NISAの非課税メリットをフルに活用できます。

●知名度と情報量

誰もが知る企業は決算情報・株主還元方針・アナリスト分析の情報量が豊富です。
初心者でも投資判断の材料を集めやすく、保有し続けやすい銘柄になります。

新NISA成長投資枠で人気の銘柄TOP5

ここからは、新NISA口座で継続的に買付が集まっている代表的な5銘柄を紹介します。
各証券会社の保有ランキングや買付ランキングで上位に入ることが多い銘柄です。

●第1位:NTT(日本電信電話/9432)

項目 内容
業種 情報・通信業
配当利回り目安 3%前後
最低投資金額目安 数百円〜(1株から購入可)

2023年に1株あたり25分の1の株式分割を実施し、数百円の少額から買えるようになったことで個人投資家の買付が急増しました。
通信インフラという景気に左右されにくい事業基盤と、長年の連続増配実績が人気の理由です。
新NISAを初めて使う方の「最初の1銘柄」として選ばれる代表的な銘柄です。

●第2位:KDDI(9433)

項目 内容
業種 情報・通信業
配当利回り目安 3%台
特徴 20年以上の連続増配、株主優待あり

日本を代表する通信キャリアで、連続増配年数が国内トップクラスです。
2025年度から株主優待制度が変更され、200株以上を1年以上継続保有するとPontaポイントや食品ギフトなど2,000円〜3,000円相当の特典を受けられます。
通信・金融・エネルギーなど事業の多角化が進んでおり、今後も配当を維持しやすい経営基盤を持っています。

●第3位:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

項目 内容
業種 銀行業
配当利回り目安 3〜4%
特徴 メガバンク最大手、金利上昇で収益改善期待

日本最大の金融グループで、金利上昇局面で収益改善が期待される銘柄として新NISA開始後に買付が急増しています。
配当性向も高水準を維持しており、長期の配当収入源として注目されています。

●第4位:トヨタ自動車(7203)

項目 内容
業種 輸送用機器
配当利回り目安 2〜3%
特徴 日本最大の時価総額、グローバル企業

日本の株式市場における時価総額トップクラスの超大型株です。
ハイブリッド車・EV・水素エンジンなど多方面への技術投資で、長期的な競争力が評価されています。
10株単位で購入できるため、新NISAの枠を使って少しずつ買い増すスタイルに向いています。

●第5位:三井住友フィナンシャルグループ(8316)

項目 内容
業種 銀行業
配当利回り目安 4%前後
特徴 3大メガバンクの一角、株主還元強化

三菱UFJと並ぶ日本のメガバンクです。
近年は自社株買いと増配を組み合わせた株主還元強化を続けており、高配当株として個人投資家から支持されています。

TOP5銘柄の特徴まとめ

銘柄 業種 配当利回り目安 少額投資
NTT(9432) 通信 3%前後 ◎ 1株可
KDDI(9433) 通信 3%台 ○ 単元株数万円〜
三菱UFJFG(8306) 銀行 3〜4% ○ 単元株数万円〜
トヨタ自動車(7203) 自動車 2〜3% ○ 単元株数万円〜
三井住友FG(8316) 銀行 4%前後 △ 単元株十数万円〜

5銘柄のうち3つが高配当・株主還元重視の銘柄、2つが通信インフラです。
業種を分散しながら配当収入を確保したい新NISA利用者に合った構成になっています。

人気銘柄を買う前に知っておきたい注意点

●人気=必ず値上がりするわけではない

人気銘柄だからといって、株価が上がり続けるわけではありません。
大型株は値動きが小さい代わりに、急騰する可能性も低くなります。
短期で大きな利益を狙うなら別の戦略が必要です。

●新NISAでは損益通算できない

新NISA口座で損失が出ても、特定口座の利益と相殺できません
損失の繰越もできないため、1銘柄への集中投資はリスクが高くなります。

●5銘柄への分散で1銘柄当たり20%以下に

TOP5の銘柄を均等に買うと、1銘柄あたり保有比率は20%になります。
どれか1つが大きく下がっても他でカバーできる構成です。
資金に余裕があれば10銘柄程度に分散するとさらに安心です。

●配当金の受取方式を「株式数比例配分方式」に

新NISA口座で配当金を非課税で受け取るには、配当金受取方式を「株式数比例配分方式」に設定する必要があります
他の方式だと配当に税金がかかってしまうので、口座開設後に必ず設定しましょう。

新NISAの口座開設におすすめの証券会社

証券会社 国内株手数料(NISA) 特徴
SBI証券 無料 取扱銘柄数最多、1株単位の購入も可能
楽天証券 無料 楽天ポイントで株を買える、初心者向けUI
マネックス証券 無料 米国株に強い、分析ツール充実

NTTのように1株から買える銘柄を少額で試したいならSBI証券が使いやすいです。
楽天経済圏を使っているなら楽天証券が相性◎。
両社とも新NISAの国内株手数料は無料です。

証券会社ごとの詳しい違いはNISAにおすすめの証券口座比較【楽天証券 vs SBI証券】で解説しています。

人気銘柄で新NISAを始める3ステップ

●ステップ1:証券会社で口座開設

SBI証券・楽天証券・マネックス証券などでNISA口座を開設します。
マイナンバーカードがあればオンラインで即日手続きが完了します。

●ステップ2:配当金受取方式を設定

口座開設後、配当金受取方式を「株式数比例配分方式」に必ず設定しましょう。
これを忘れると配当が非課税にならず、せっかくのNISAメリットが半減します。

●ステップ3:少額から買ってみる

いきなり大きな金額を入れるのではなく、まずはNTTなど1株から買える銘柄で数千円〜数万円から始めるのが失敗しないコツです。
慣れてきたら複数銘柄に分散していきます。

まとめ

新NISAの成長投資枠は、個別株の配当金や売却益を非課税で受け取れる制度です。

この記事のまとめ

  • 新NISA成長投資枠は個別株の配当と売却益が非課税
  • 人気銘柄は業績安定・配当継続・情報量豊富で初心者向き
  • TOP5はNTT・KDDI・三菱UFJFG・トヨタ・三井住友FGが代表格
  • 1銘柄集中は避けて最低5銘柄程度に分散すると安心
  • 配当金受取方式を「株式数比例配分方式」に設定が必須
  • 少額から始めるならNTTのように1株から買える銘柄がおすすめ

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