2026年5月23日 更新(2026年4月3日 公開)
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目次
「投資って難しそう…」「お金が減りそうで怖い」
そう感じている新社会人も多いですが、実は積立NISAは難しくありません。月5,000円から始められて、税金もかからない、新社会人にとって最強の資産形成ツールです。この記事では、NISAの仕組みから口座の選び方、実際の始め方の3ステップまで、つまずかない順番で解説します。
NISAとは?なぜお得なのか
通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかります。NISAはその税金がゼロになる国の制度です。
| 通常口座 | NISA口座 | |
|---|---|---|
| 利益 | 100,000円 | 100,000円 |
| 税金 | 約20,000円 | 0円 |
| 手取り | 約80,000円 | 100,000円 |
NISAを使うだけで、利益をまるごと受け取れます。
新NISAの2種類:つみたて投資枠 vs 成長投資枠
2024年から新NISAがスタートし、制度が大幅に改善されました。2つの枠を同時に使えるようになっています。
| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
|---|---|---|
| 年間投資上限 | 120万円 | 240万円 |
| 生涯投資上限 | 1,800万円(合計) | 1,200万円まで |
| 投資対象 | 長期積立向けの投資信託のみ | 株・ETF・投資信託など幅広く |
| 投資方法 | 毎月自動積立 | 積立・スポット購入どちらも可 |
| 非課税期間 | 無期限 | 無期限 |
| 新社会人向き | ◎ | △(慣れてから) |
新社会人はまずつみたて投資枠から始めるのがおすすめ。慣れてきたら成長投資枠で個別株やETFにチャレンジしましょう。
つみたて投資枠で買えるのは、金融庁が長期の積立に適すると認めた低コストの投資信託に限られます。そのため、初心者でも大きく外しにくいのが特徴です。
新社会人ほど早く始めたい理由:複利の力
投資は「早く始めるほど有利」です。その理由が複利。利益がさらに利益を生む雪だるま式の効果です。
月5,000円を年利5%で積み立てた場合:
| 開始時期 | 積立期間 | 元本 | 最終資産 |
|---|---|---|---|
| 22歳スタート | 40年 | 240万円 | 約760万円 |
| 30歳スタート | 32年 | 192万円 | 約470万円 |
| 35歳スタート | 27年 | 162万円 | 約340万円 |
同じ月5,000円でも、22歳と35歳では最終資産が約2倍変わります。
手取りの何%をNISAに回す?目安の割合
基本的な考え方は手取りの10〜20%を貯蓄・投資に回すこと。そのうちNISAに回す割合の目安はこちらです。
| 手取り月収 | 推奨積立額(10〜20%) | NISA積立目安 | 生活費に残る額 |
|---|---|---|---|
| 15万円 | 15,000〜30,000円 | 5,000〜10,000円 | 12〜14万円 |
| 18万円 | 18,000〜36,000円 | 10,000〜15,000円 | 15〜16万円 |
| 20万円 | 20,000〜40,000円 | 10,000〜20,000円 | 16〜18万円 |
| 25万円 | 25,000〜50,000円 | 15,000〜30,000円 | 20〜22万円 |
始めるときは、まず生活費3ヶ月分の貯金を作ってからにするのが理想です。生活に余裕がなければ月5,000円からのスタートで問題ありません。慣れてきたら、少しずつ積立額を増やしていきましょう。
無理のない金額で長く続けることが、積立投資で一番大切なことです。
月5,000円から始められる
積立の最低金額は証券会社によって異なりますが、多くは月100円〜と想像以上の少額から始められます。給料日の翌日に自動引き落としを設定しておけば、あとは手間がかかりません。貯金と並行して、まずは少額からスタートするのが長続きのコツです。
おすすめ証券口座
| 証券会社 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 楽天証券 | 楽天ポイントで投資信託が買える | 楽天経済圏ユーザーに最適。楽天カード積立でポイント還元 |
| SBI証券 | 国内最大級の口座数 | 取扱ファンド数が多く手数料が安い。三井住友カード積立でポイント還元 |
| 松井証券 | シンプルで初心者向け | 使いやすいUIで迷わず始められる |
楽天ユーザーなら楽天証券+楽天カード積立がおすすめ。積立額の0.5〜1%が楽天ポイントで還元されます。
おすすめファンド:オルカン一択でOK
「どのファンドを選べばいいかわからない」という人には、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカンが最もおすすめです。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 分散効果が最大 | 日本・アメリカ・新興国など約50カ国・3,000銘柄以上に自動分散 |
| 低コスト | 信託報酬が年0.05775%と業界最安水準 |
| ほったらかしでOK | 一度設定すれば毎月自動で世界中に投資される |
| 長期実績がある | 長期で見ると世界経済の成長とともに右肩上がりの傾向 |
| 初心者でも迷わない | 「これ1本でOK」と言われるほどシンプル |
世界経済全体に投資するため、特定の国や企業に集中しないので、リスクを最小限に抑えながら長期リターンを狙えます。
つみたてNISAの始め方|口座開設からの3ステップ
証券口座とファンドが決まったら、あとは3ステップで始められます。スマホだけで完結し、早ければ申し込んだ当日から積立の設定まで進められます。
●ステップ1:証券口座とNISA口座を開設する
証券会社のアプリやサイトから、本人確認書類(マイナンバーカードなど)をアップロードして申し込みます。総合口座とあわせてNISA口座も同時に申し込めます。NISA口座は1人1口座までで、審査は数日で完了します。
●ステップ2:毎月の積立を設定する
積立金額(月5,000円など)と引き落とし日を設定します。給料日の翌日にしておくと、使う前に自動で投資へ回せます。クレジットカード払いの積立にすると、積立額に応じてポイントも貯まります。
●ステップ3:ファンドを選んで積立をスタート
買い付けるファンドを選びます。迷ったら前述のオルカン1本で問題ありません。一度設定すれば毎月自動で買い付けられるので、その後の手間はかかりません。
オルカンとS&P500のどちらにするか迷う場合は、積立NISAはオルカンとS&P500どっち?違いと選び方もあわせてご覧ください。
始める前に知っておきたいこと
始めてから迷いやすいポイントを、先に押さえておきましょう。
●売るのは「お金を使うとき」でいい
老後の資金や大きな目標(家の購入など)に使うタイミングで売却するのが基本です。短期的な値動きに惑わされず、長期保有が基本です。
●一時的に元本を下回っても慌てない
一時的に元本を下回ることはあります。ただし積立投資はドルコスト平均法により、価格が下がったときに多く買えるため、長期では平均取得コストが下がります。慌てて売らないことが大切です。
●積立はいつでも変更・停止できる
いつでも変更・停止できます。生活が苦しい月は金額を下げても問題ありません。
まとめ
- NISAの種類:つみたて投資枠(年120万)+成長投資枠(年240万)の2枠
- 始める金額:月5,000円〜でOK。手取りの10〜20%が目安
- おすすめ口座:楽天証券(楽天ユーザー)/ SBI証券
- おすすめファンド:eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- 最大のポイント:早く始めるほど複利が効いて有利
投資は「完璧なタイミング」を待つより、今日始めることが最善です。まずは月5,000円のオルカン積立から始めてみてください。
口座開設がまだの方は、楽天ポイントで投資信託が買える楽天証券から始めるのがおすすめです。申し込みから本人確認までスマホだけで完結し、無料で口座を開けます。
NISAと合わせて老後資金も準備したい方は、iDeCo完全ガイド|新NISAとの違い・始め方もあわせてご覧ください。


