2026年6月3日 公開
「楽天証券のクレカ積立、本当にお得?」「どのカードでいくら積み立てれば一番得?」という疑問に応える記事です。
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードで投資信託を毎月積み立てるだけで0.5〜2.0%のポイント還元が受けられる仕組みです。月10万円までフル活用できて、新NISAのつみたて投資枠とも相性◎。さらに「代行手数料0.4%以上のファンド」を選ぶと全カード一律1%還元になる特例もあります。
この記事では、カード種別ごとの還元率・月10万円上限の活かし方・銘柄選び・設定手順まで整理しました。
楽天証券のクレカ積立とは
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードを支払い方法に指定して投資信託を毎月自動で積み立てるサービスです。積立額に応じてポイント還元が受けられ、新NISAのつみたて投資枠でも利用できます。
メリットは大きく3つ:
- 投資しながらポイントが貯まる(カードによっては最大2.0%)
- 月10万円までフル活用可能(2026年5月から上限拡大)
- 楽天SPU+0.5倍(楽天市場のポイント倍率もアップ)
積立した投資信託は売却すれば現金化できますし、新NISA枠を使えば運用益も非課税になります。
カード種別ごとの還元率
楽天カードの種類によって、クレカ積立の還元率が変わります。
| カード | 年会費 | クレカ積立還元率 | 月10万円積立時の年間ポイント |
|---|---|---|---|
| 楽天カード(通常) | 永年無料 | 0.5% | 6,000ポイント |
| 楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75% | 9,000ポイント |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% | 12,000ポイント |
| 楽天ブラックカード | 33,000円 | 2.0% | 24,000ポイント |
カード種別と積立額で「年間ポイントvs年会費」のバランスを見ると、ゴールド以上が損益分岐点を超えるのは月7.5万円以上の積立から、プレミアムは月10万円フル活用が前提になります。
月10万円の上限を活用する
2026年5月以降、楽天カードのクレカ積立の月額上限が10万円に拡大されました。年間120万円までクレカ積立できる計算です。
●新NISAのつみたて投資枠とほぼ同額
新NISAのつみたて投資枠は年120万円。クレカ積立の上限とぴったり合うため、つみたて投資枠をフルに活用しながらポイントも貯められます。
●月10万円積立の年間ポイント獲得イメージ
楽天プレミアムカード(1.0%)で月10万円積立すると、年間12,000ポイント。これは楽天市場での実質12,000円分の買い物価値です。
●無理に月10万円を狙わない
余剰資金で続けられる金額が大切です。月3万円でも0.5%還元で年1,800ポイントの「投資をしながら追加でもらえる」状態になるので、まずは始めることが優先。
代行手数料0.4%以上のファンドで全カード一律1%還元
通常カードでは0.5%還元ですが、代行手数料0.4%以上のファンドを選ぶと、通常・ゴールド・プレミアムカードすべてが一律1.0%還元に上がる特例があります。
●代行手数料0.4%以上のファンドとは
楽天証券が販売会社として受け取る「販売会社手数料」が0.4%以上のファンドを指します。一般的にはアクティブファンドや一部のテーマ型ファンドが該当します。
●ただしリターンは慎重に判断
代行手数料が高いファンドは、運用コスト(信託報酬)も高めの傾向があります。1%還元を得るために0.4%以上の信託報酬を払うと、トータルではマイナスになるケースも。コスト全体を見て判断します。
●インデックス投信は通常還元率のまま
人気のeMAXIS Slimシリーズ(信託報酬0.05〜0.1%程度)は代行手数料が低いため、通常還元率(カード種別ごと)になります。新NISAの王道銘柄は基本的に通常還元率です。
クレカ積立におすすめの銘柄
クレカ積立は新NISAのつみたて投資枠でも使えるため、長期保有を前提に分散の効いたインデックス投信を選ぶのが基本です。
| 銘柄 | 投資対象 | 信託報酬 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 世界中の株式 | 年0.05775% |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国の大型株500社 | 年0.09372% |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 米国市場全体(約4,000社) | 年0.162% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 米国の大型株500社 | 年0.0938% |
迷ったら「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」が定番。1本で世界中の株式に分散投資できて、信託報酬も業界最安水準です。米国経済の成長に集中投資したい人はS&P500を選びます。
クレカ積立の設定手順
楽天証券のクレカ積立は、口座開設後に4ステップで設定完了します。
●ステップ1:楽天証券の口座を開設する
楽天証券の公式サイトから無料で口座開設できます。マイナンバーカードを使えば申込みから開設まで最短数日で完了します。
●ステップ2:楽天カードを準備する
楽天証券の口座開設者と同名義の楽天カードが必要です。まだ持っていない方は楽天カードの公式サイトから申し込んでおきます。
●ステップ3:投信積立の設定
楽天証券にログイン → 投信 → 積立設定 → 銘柄選択 → 積立金額・引落方法を「楽天カードクレジット決済」に設定。新NISAのつみたて投資枠を使う場合は「NISA成長投資枠/つみたて投資枠」を選択。
●ステップ4:毎月1日に自動で買付・ポイント付与
設定後は毎月1日に自動的に買付されます。ポイントは買付の翌月15日頃に楽天ポイントとして付与されるので、特に何もする必要はありません。
まとめ
楽天証券のクレカ積立は、投資をしながらポイントも貯められる二重メリットの仕組みです。
- 月額上限10万円(2026年5月から拡大)で年120万円までクレカ積立可能
- 還元率:通常0.5% / ゴールド0.75% / プレミアム1.0% / ブラック2.0%
- 代行手数料0.4%以上のファンドは全カード一律1%還元(コスト全体は要確認)
- 新NISAのつみたて投資枠と組み合わせて運用益も非課税
- 楽天SPU+0.5倍も同時に達成
- 迷ったらオルカンかS&P500のインデックス投信が定番
銘柄選びでさらに迷う方は積立NISAのおすすめ銘柄比較【オルカン vs S&P500・2026年版】、米国ETFまで検討したい方は新NISAで買うべき米国ETF3選もあわせてご覧ください。


