キャリア電気4社比較|楽天でんき・auでんき・ソフトバンクでんき・ドコモでんきの選び方

節約術

電力自由化が始まって以来、携帯キャリア各社も電気サービスに参入しています。楽天でんき・auでんき・ソフトバンクでんき・ドコモでんきの4社は、それぞれ独自のポイント還元やスマホ料金とのセット割を提供しており、組み合わせ次第で年数万円の節約につながります。

ただし、各社で還元の仕組みも料金プランも異なるため、「契約しているスマホキャリア=最適な電気サービス」とは限らないのが現実です。

この記事では、キャリア4社の電気サービスを基本料金・ポイント還元・セット割で徹底比較し、タイプ別のおすすめを解説します。

キャリア電気とは

キャリア電気とは、携帯キャリア各社が提供する家庭向け電気サービスのことです。実際の発電・送電は地域電力会社(東京電力・関西電力など)が行い、キャリア側が「小売事業者」として消費者と契約します。

主な特徴は次のとおりです。

●スマホとの請求一本化

スマホ料金とまとめて支払い・ポイント還元ができます。毎月の家計管理がシンプルになるのがメリット。

●ポイント還元が大きい

電気料金の支払いに対してポイントが還元されるため、実質的な電気代がさらに下がります。年間1万円以上の還元になることも。

●セット割でスマホ料金が下がる

ソフトバンク・auは「電気とスマホのセット割」でスマホ料金が割引になります。電気だけでなくスマホ全体のコストも下げられる仕組み。

●停電・品質は地域電力と同じ

発電と送電は地域電力会社が担うため、停電リスクや電気品質は従来と変わりません。「キャリア電気にしたら停電が増える」ということはありません。

4社の基本情報

●楽天でんき

楽天モバイル系列の「楽天エナジー」が運営。最大の特徴は楽天ポイントが200円につき1ポイント貯まること。楽天市場でのSPU倍率もアップする楽天経済圏ユーザーの定番サービスです。

●auでんき

KDDI(auエネルギー&ライフ)が運営。「でんきセット割」でauまたはUQモバイルのスマホ料金から割引、加えて電気料金の最大5%がPontaポイント還元される仕組みです。au PAYとの連携も豊富。

●ソフトバンクでんき

ソフトバンクが運営する「おうちでんき」「自然でんき」の2プラン。おうち割でんきセットでスマホ・ネット料金から割引になります。ソフトバンク光やワイモバイルとも組み合わせ可能。

●ドコモでんき

NTTドコモが運営。「Basic」「Green」の2プランで、電気料金に応じてdポイントを最大10%還元(ドコモ回線の特定プラン契約者がGreenを契約時)。dカード GOLD保有者なら還元率がさらにアップします。

料金プランの比較

4社の基本プランの月額料金イメージ(東京エリア・40A契約・月使用量400kWh)の目安です。

サービス 基本料金 月額目安(400kWh) 契約縛り
楽天でんき あり(40A:1,247円) 約13,000〜14,000円 1年自動更新(解約金あり)
auでんき 地域電力に準ずる 約13,000円 なし
ソフトバンクでんき(おうちでんき) 地域電力+1%上乗せ 約13,100円 2年契約あり(途中解約金550円)
ドコモでんき(Basic) 地域電力に準ずる 約13,000円 なし

電気料金は燃料費調整額や再エネ賦課金の影響で月ごとに変動します。基本料金そのものはどの社もほぼ横並びで、差がつくのは「ポイント還元」「セット割」の部分です。

ポイント還元の比較

キャリア電気の最大の魅力はポイント還元です。

サービス 還元率 貯まるポイント 年間還元(月1.3万円利用時)
楽天でんき 200円につき1ポイント(0.5%) 楽天ポイント 約780円
auでんき 電気料金の1〜5%(使用量に応じて段階) Pontaポイント 約3,000〜7,800円
ソフトバンクでんき PayPayポイント還元キャンペーンあり(時期限定) PayPayポイント キャンペーン依存
ドコモでんき Green 電気料金の3〜6%(プラン・dカード GOLDで変動) dポイント 約4,700〜9,400円

還元率ではauでんき(最大5%・段階制)とドコモでんき Green(最大6%・dカードGOLD保有)が頭ひとつ抜けています。楽天でんきは固定で0.5%とやや低めですが、楽天市場SPUの倍率アップが付くため、楽天市場ヘビーユーザーには別の価値があります。

セット割の比較

スマホ料金や光回線とのセットで、電気代や通信費がいくら割引になるかを比較しました。

サービス スマホ料金への割引 条件
楽天でんき スマホ料金割引なし 楽天市場SPU倍率+0.5〜1倍
auでんき auスマートバリュー対象(条件によりスマホ料金から最大1,100円割引) auひかり等とのセット必要
ソフトバンクでんき おうち割でんきセットで月110円割引 SoftBank光またはワイモバイル契約
ドコモでんき スマホ料金の直接割引はなし dポイント還元で実質割引

セット割はauひかり・SoftBank光と組み合わせるかどうかで効果が大きく変わります。光回線まで含めて検討すると年間1〜2万円の固定費削減につながります。

タイプ別おすすめ

契約しているスマホキャリアや光回線、重視するポイント別におすすめをまとめました。

タイプ おすすめ 理由
楽天経済圏で固めたい 楽天でんき 楽天市場SPU+0.5〜1倍・楽天ポイント還元
auユーザー+auひかり契約済み auでんき スマートバリュー割引+最大5%Ponta還元
SoftBank光ユーザー ソフトバンクでんき おうち割でんきセットでスマホ料金割引
ドコモユーザー+dカード GOLD ドコモでんき Green 最大6%のdポイント還元で実質値引き
キャリア縛りなし・コスパ重視 新電力(Looop・ENEOSなど) キャリア電気より基本料金が安いケース多い

キャリア電気は「契約しているスマホ・光回線とのセット」で最大の効果を発揮します。スマホがバラバラ(楽天モバイル+自宅は光なし、など)の場合、新電力(Looopでんき・ENEOSでんき等)のほうがトータルで安くなるケースもあります。

まとめ

この記事のまとめ

  • キャリア電気は楽天・au・ソフトバンク・ドコモの4社が提供
  • 基本料金は横並び、差がつくのはポイント還元とセット割
  • 還元率はauでんき(最大5%)・ドコモでんき Green(最大6%)が高い
  • セット割効果はauひかり・SoftBank光と組み合わせると最大化
  • 楽天でんきは還元率は低めだが楽天市場SPU倍率アップが特典
  • キャリア縛りなしならLooopやENEOS等の新電力も比較対象に

新電力との比較は電気代を月1万円安くする方法
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