2026年5月23日 更新(2026年4月11日 公開)
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「毎月なんとなく出ていくお金」を減らすには、固定費の見直しが最も効果的です。
固定費は一度見直せば、その後ずっと節約効果が続きます。この記事では、見直したい5つの固定費について、具体的な方法と削減効果を解説します。
固定費を見直すメリット
節約には「変動費を減らす(食費・交際費など)」と「固定費を減らす」の2つのアプローチがあります。
固定費の見直しが効果的な理由は2つあります。
1つは、一度手続きすればその後ずっと節約効果が続くこと。もう1つは、「契約を変える・やめる」という明確なアクションで確実に減らせるため、変動費よりもコントロールしやすいことです。
たとえば、スマホのプランを1回変えるだけで月数千円の節約になります。
| 見直す項目 | 削減の目安(月額) |
|---|---|
| 通信費 | 月3,000〜5,000円 |
| 保険 | 月3,000〜10,000円 |
| 電気代 | 月500〜2,000円 |
| サブスク | 月1,000〜3,000円 |
| ネット回線 | 月500〜2,000円 |
すべて見直せば、年間10万円以上の削減も可能です。では、1つずつ見ていきましょう。
通信費(格安SIMへの乗り換え)
固定費削減で最もインパクトが大きいのが通信費です。大手キャリアの標準プランから格安SIMに乗り換えるだけで、月3,000〜5,000円の節約になります。
●大手キャリアの料金
| キャリア | プラン | 月額(税込) |
|---|---|---|
| ドコモ | ドコモMAX(無制限) | 8,448円 |
| au | 使い放題MAX+ | 7,788円 |
| ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 7,425円 |
●格安SIMの料金
| キャリア | プラン | 月額(税込) |
|---|---|---|
| IIJmio | 5GBプラン | 990円 |
| 楽天モバイル | 最強プラン(無制限) | 3,278円 |
| ahamo | 30GB+5分かけ放題 | 2,970円 |
| UQモバイル | ミニミニプラン(4GB) | 2,365円 |
| ワイモバイル | シンプル2 S(4GB) | 2,365円 |
大手キャリアの月額7,000〜8,000円に対して、ahamoなら月2,970円、楽天モバイルなら月1,078円〜3,278円で利用できます。
●乗り換え手続きは以前より簡単になっている
「乗り換えは手間もお金もかかりそう」と思われがちですが、MNP転出手数料は2021年から原則無料になっています。
2023年からはMNP予約番号の取得自体が不要になる「MNPワンストップ方式」も広がっており、電話番号そのままでの乗り換えが以前よりずっと手軽になりました。
格安SIMの詳しい比較は格安SIM比較5選【2026年版】で詳しく解説しています。
保険の見直し
毎月の保険料は、本当に必要な保障だけに絞ることで大幅に削減できます。
●公的保険でカバーされる範囲を知る
日本の公的医療保険制度は充実しており、以下の保障があります。
医療費の自己負担は原則3割で、70歳以上は2割、75歳以上は1割になります。
高額療養費制度で自己負担に上限があるため、1か月の医療費が上限額を超えた場合は超過分が支給されます。
年齢・所得に応じて上限額が設定されており、高額な治療を受けても自己負担は一定額に抑えられます。
傷病手当金で収入も保障されるため、会社員なら病気やケガで働けなくなっても、最長1年6か月間は給与の約2/3が支給されます。
●見直しのポイント
必要な保険は「公的保険でカバーできないリスク」だけです。公的保険の範囲を把握したうえで、それでも不足する部分だけ民間保険で補うのが合理的です。
独身・若年層は最低限でよい場合が多いです。扶養家族がいない場合、高額な死亡保険は不要なケースが多いです。
医療保険も高額療養費制度がある前提で検討してみてください。
電気代(電力会社の見直し)
2016年4月の電力自由化により、電力会社を自由に選べるようになりました。プランを見直すだけで月500〜2,000円の節約になることがあります。
●電力会社を選ぶポイント
料金プランの仕組みを確認するのもポイントです。電力会社によって、基本料金が安いプランや使った分だけ支払う従量課金型のプランもあります。
電気使用量に合ったプランを選ぶことで節約につながります。
ポイント還元や特典を確認するのも有効です。電力会社によっては利用額に応じてポイントが貯まるサービスがあるため、普段使っているポイントと連携できる会社を選ぶと効率的です。
解約金・契約縛りを確認するのも大切です。縛りがない電力会社を選んでおけば、合わなかった場合にすぐ変更できます。
●契約先が倒産・撤退しても電気は止まらない
新電力会社への乗り換えで気になるのが、契約先が倒産・撤退した場合の不安です。実際には「最終保障供給」という仕組みがあり、契約先がなくなっても電気の供給自体は止まりません。
ただし最終保障供給の料金は大手電力会社の標準メニューより割高になるため、あくまで一時的な救済措置と考え、早めに次の契約先を探すのが安心です。
サブスクリプションの整理
動画配信・音楽配信・アプリの月額課金など、気づかないうちにサブスクが増えていることはよくあります。
●見直しの手順
現在契約中のサブスクをすべてリストアップしてみましょう。クレジットカードの明細やアプリストアの「サブスクリプション」画面から、現在の契約状況を確認できます。
「最後にいつ使ったか」で判断するのもコツです。1か月以上使っていないサブスクは、一旦解約しても問題ないケースがほとんどです。
必要になったら再契約すれば済みます。
無料プランで代替できないかも検討してみてください。有料プランを使っているサービスでも、無料プランで十分な場合があります。
インターネット回線の見直し
インターネット回線も、スマホとのセット割引を活用することで月500〜2,000円の節約が可能です。
●見直しのポイント
スマホとのセット割引を活用する方法があります。利用中のスマホキャリアと同じ系列の光回線を契約すると、セット割引が適用されます。
割引額はキャリアやプランにより異なりますが、月500〜1,650円程度の割引になります。
利用頻度に合った回線を選ぶことも大切です。自宅で動画視聴やテレワークが多い方は、通信速度が速く安定している光回線が向いています。
外出先での利用がメインの方はモバイルWi-Fiも選択肢になります。スマホのテザリングで十分な場合は、固定回線自体が不要なこともあります。
また、マンションに無料のインターネット回線が備え付けられている場合は、それで十分なケースも多いです。
まとめ
この記事のまとめ
- 通信費:格安SIMへの乗り換えで月3,000〜5,000円削減
- 保険:公的保険でカバーされる範囲を把握し、不要な保険を解約
- 電気代:電力会社の見直しで月500〜2,000円削減
- サブスク:使っていないサービスを解約して月1,000〜3,000円削減
- ネット回線:スマホとのセット割引で月500〜2,000円削減
すべて見直せば年間10万円以上の節約も可能です。一度の手続きをするだけで、その後ずっと節約効果が続くのが固定費削減の魅力です。
完璧に全部見直そうとしなくても大丈夫です。まずは削減効果が大きい通信費から、料金プランを確認するところから始めてみてください。
変動費の節約も合わせて取り組みたい方は変動費を無理なく減らす方法【我慢しない節約術】もご覧ください。


