メガバンクの普通預金金利は年0.40%が標準ですが、銀行によっては同じ普通預金でその10倍以上の金利がつきます。
「どこも同じだろう」と思っていると、もったいない差になります。
この記事では、普通預金の金利が高い銀行5行を、条件なしのタイプと条件達成型のタイプに分けて紹介します。
読み終える頃には、自分の使い方に合う預け先が見つかります。
普通預金の金利が高い銀行5選
まず5行の金利と条件を一覧で比較しました。
| 銀行 | 金利(年率) | 条件 | タイプ |
|---|---|---|---|
| あおぞら銀行BANK支店 | 1.00%(100万円まで) | 口座開設のみ | 条件なし |
| GMOあおぞらネット銀行 | 0.70%(100万円まで) | ハビト支店の開設のみ | 条件なし |
| auじぶん銀行 | 最大0.75% | au PAY・auPAYカード・証券口座の連携 | 条件達成型 |
| 東京スター銀行 | 0.70%〜最大1.00% | 給与・年金受取口座の指定 | 条件達成型 |
| UI銀行 | 最大0.70% | アプリでの取引条件の達成 | 条件達成型 |
条件なしの2行は、口座を開いておくだけで高い金利がつくのが魅力です。
条件達成型の3行は、普段使っているサービスと組み合わせれば、さらに高い水準を狙えます。
条件なしで金利が高い銀行
まとまった資金を移すハードルが低いのは、条件なしで高金利がつく銀行です。
●あおぞら銀行BANK支店|100万円まで年1.00%
あおぞら銀行BANK支店は、口座を開設するだけで年1.00%の金利がつきます(100万円までの部分)。
100万円を超える部分は0.65%です。
給与振込や取引条件は必要ありません。
まとまった生活防衛資金の置き場所として、シンプルに高金利を活かしたい人に向いています。
●100万円を1年預けると税引後で約4,800円の差
100万円をあおぞら銀行BANK支店(年1.00%)に1年間預けると、税引後の利息は約7,970円です。
メガバンクの標準的な金利(年0.40%)だと約3,190円なので、差は約4,800円になります。
手間をかけずに口座を移すだけで得られる差なので、まとまった資金を眠らせている人ほど効果を実感しやすい銀行です。
金利以外にも、他行あて振込手数料が月9回まで無料になる点も使い勝手のよさにつながっています。
●GMOあおぞらネット銀行|ハビト支店なら年0.70%
GMOあおぞらネット銀行も、「ハビト支店」で口座を開設するだけで、100万円までの部分に年0.70%の金利がつきます。
同行には証券会社と連携する「証券コネクト口座」もありますが、金利は0.21%とハビト支店より低めです。
条件なしで高金利を狙うなら、ハビト支店を選んでおくと安心です。
条件を満たすと金利が上がる銀行
普段の決済や証券口座と組み合わせている人なら、条件達成型の銀行がより高い金利を狙えます。
●auじぶん銀行|au経済圏なら最大0.75%
auじぶん銀行は、au PAYアプリとの連携、au PAYカードの引き落とし、証券口座との連携という3つの条件があります。
証券口座はauカブコム証券かSBI証券のどちらかで構いません。
3つすべてを満たすと、最大年0.75%まで金利が上がります。
auのサービスを既に使っている人なら、追加コストなしで高金利を狙えます。
●東京スター銀行|給与・年金受取で0.70%以上
東京スター銀行のスターワン円普通預金は、給与や年金の受取口座に指定するだけで年0.70%になります。
そのうえで、資産運用商品を300万円以上保有している、またはNISA口座を開設していると、条件が加算されます。
両方を満たせば最大年1.00%まで引き上げられ、給与受取だけでも十分に高水準です。
●UI銀行|アプリ取引で最大0.70%
UI銀行は、アプリ内での取引条件を満たすことで、最大年0.70%の金利になります。
スマホでの操作に慣れている人向けの銀行です。
ここで紹介した5行はいずれもネット専業銀行です。
店舗を持たない代わりに、セブン銀行やローソン銀行などのコンビニATMで入出金できます。
日常の使い勝手も、メガバンクとほとんど変わりません。
金利以外に確認しておきたいポイント
金利の高さだけで選ぶと、使い勝手で後悔することがあります。
●条件達成型は「維持できるか」を確認する
条件達成型の金利は、条件を満たせなくなった月から通常金利に戻ります。
今使っているサービスと自然に組み合わせられるかを確認しておくと安心です。
●預金保険制度の対象か確認する
ここで紹介した銀行は、いずれも預金保険制度(ペイオフ)の対象です。
1つの銀行に集中させすぎず、1,000万円を超える資金は複数の銀行に分けておくと安心です。
●金利は変動する
ここで紹介した金利はすべて変動金利で、今後の日銀の金融政策しだいで見直される可能性があります。
契約前に、各銀行の公式サイトで最新の金利を確認しておきましょう。
●普通預金と定期預金は別物
ここで紹介したのは、いつでも出し入れできる普通預金の金利です。
定期預金はキャンペーンなどで一時的にさらに高い金利がつくこともありますが、満期までは基本的に引き出せません。
すぐに使う予定のない資金を分けて置けるなら、普通預金と定期預金を組み合わせるのも1つの方法です。
まとめ
この記事のまとめ
- あおぞら銀行BANK支店は条件なしで年1.00%(100万円まで)
- GMOあおぞらネット銀行はハビト支店開設だけで年0.70%
- auじぶん銀行はau経済圏との連携で最大年0.75%
- 東京スター銀行は給与・年金受取指定で年0.70%以上
- UI銀行はアプリ取引の条件達成で最大年0.70%
金利は変動するものなので、完璧な1行を探すより、まず今の生活スタイルに合う銀行を1つ試してみるほうが得策です。
まずは口座開設だけで高金利がつくあおぞら銀行BANK支店あたりから検討してみてください。
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