NISAにおすすめの証券口座比較【楽天証券 vs SBI証券】

投資・資産形成

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NISAを始めようと思ったとき、最初の壁が「どの証券口座を選ぶか」です。口座によって使える銘柄や機能が異なり、選び方を間違えると後から変更が手間になります。

この記事ではNISA口座の開設数で日本トップ2を争う楽天証券とSBI証券を、銘柄数・クレカ積立・連携ポイント・米国株など6項目で徹底比較します。あわせて、楽天経済圏ユーザー/三井住友カードユーザーそれぞれが受け取れるポイントのシミュレーション、口座開設前に知っておきたい注意点までまとめました。

NISA口座選びの3つのポイント

●① 投資信託の取扱銘柄数

つみたて投資枠で購入できる銘柄数が多いほど、自分に合った商品を選べます。両社とも業界最多水準で、ほぼ同等です。

●② クレカ積立のポイント還元率

毎月の積立時にクレジットカードを使うとポイントが貯まります。どのカードと組み合わせるかで還元率が変わるので、普段持っているカードの種類で選ぶのがコツです。

●③ 連携サービス・使いやすさ

普段使っているサービスと連携できる口座を選ぶと、ポイントを効率よく活用できます。楽天経済圏なら楽天証券、三井住友カードユーザーならSBI証券、という形で自分の生活圏に合わせるのが基本です。

楽天証券 vs SBI証券 比較表

銘柄数・クレカ積立・連携ポイント・米国株など、口座選びで気になる6項目を一覧にまとめました。

比較内容 楽天証券 SBI証券
つみたて投資枠の銘柄数 約240本 約240本
クレカ積立対応カード 楽天カード(通常/プレミアム) 三井住友カード/東急カード/タカシマヤカード等
クレカ積立還元率 0.5〜1.0% 0.5〜3.0%(カード種別による)
クレカ積立の月額上限 10万円 10万円
連携ポイント 楽天ポイント Vポイント・Pontaポイント等
米国株の取扱銘柄数 約5,000銘柄 約6,000銘柄

銘柄数や手数料はほぼ横並びですが、「どのカードでクレカ積立するか」「どのポイント経済圏を使っているか」で差がつく構造です。

各証券会社の特徴

●楽天証券

楽天市場・楽天カードをすでに使っている人に特におすすめです。楽天カードで積立設定をすると毎月ポイントが貯まり、投資しながら楽天ポイントを獲得できます。アプリ「iSPEED」は見やすく、投資初心者でも使いやすいと評判です。

2026年5月以降、楽天カード(通常)でも月10万円までクレカ積立可能になりました。還元率は0.5%(通常カード)・1.0%(楽天プレミアムカード)で、新NISAの非課税枠を効率よく埋められます。

楽天カードの種類ごとに、楽天証券のクレカ積立還元率は次のように変わります。

カード 年会費 クレカ積立還元率 備考
楽天カード(通常) 永年無料 0.5% 代行手数料0.4%以上のファンドは1.0%
楽天ゴールドカード 2,200円 0.75% 代行手数料0.4%以上のファンドは1.0%
楽天プレミアムカード 11,000円 1.0% 月10万円積立で年12,000ポイント
楽天ブラックカード 33,000円 2.0% 招待制のため通常入会は不可

年会費を上回るポイントを獲得するなら、月8万円以上の積立でゴールドカード、月10万円フル積立ならプレミアムカードへの切り替えが目安です。

また、楽天銀行と連携するマネーブリッジを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が年0.38%にアップします(1,000万円以下)。証券口座への自動入出金も可能になり、資金管理が楽になります。投信マイレージ(投資信託保有時のポイント還元)も別途付与されます。

楽天銀行・楽天カード・楽天ペイと組み合わせて、楽天経済圏をフル活用したい人に特に向いています。気になる方は楽天証券の公式サイトから無料で5分程度で口座が開設できるので、見てみてください。

●SBI証券

口座開設数・取扱銘柄数ともに業界トップクラスです。クレカ積立は三井住友カード・東急カード・タカシマヤカードなど対応カードの種類が豊富で、自分の生活スタイルに合わせて選べます。

特に三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円利用で翌年以降の年会費が永年無料になる仕組みで、新NISAのクレカ積立と相性が良いカードです。クレカ積立の還元率は最大3.0%(プラチナプリファード等)で、楽天証券より高い水準です。

住信SBIネット銀行との連携でSBIハイブリッド預金を設定すると、証券口座の余力資金が自動的に銀行預金として運用され、証券⇔銀行間の自動入出金も可能になります。

投資信託の保有時に付与される投信マイレージは、年率0.0175〜0.25%と楽天証券より高めの設定です。長期で保有するほど効いてきます。機能が豊富な分、画面はやや複雑ですが、慣れると非常に使いやすい設計です。

ケーススタディ:実際のポイント獲得シミュレーション

「どっちが自分にお得か」を具体的な数字でイメージしてみます。新NISAのつみたて投資枠を月3万・月5万で活用するケースで比較しました。

●ケース① 楽天経済圏ユーザー × 楽天証券で月3万円積立

楽天カード(通常)でクレカ積立、マネーブリッジ設定、投信保有額100万円を想定した場合の年間獲得イメージです。

項目 条件 年間獲得
クレカ積立還元(通常カード) 0.5% × 36万円 1,800ポイント
マネーブリッジ金利アップ 残高100万円想定(0.38%-0.02%) 約3,600円相当
投信マイレージ 0.04% × 保有100万円 約400ポイント
合計 約5,800円相当/年

楽天プレミアムカードなら還元率1.0%でクレカ積立分が3,600ポイントに増え、合計は約7,600円相当になります。

●ケース② 三井住友カード ゴールド(NL)× SBI証券で月3万円積立

ゴールド(NL)でクレカ積立、投信保有額100万円を想定した場合の年間獲得イメージです(ケース①と同じ月3万円積立で比較)。

項目 条件 年間獲得
クレカ積立還元(ゴールドNL) 1.0% × 36万円 3,600Vポイント
投信マイレージ 0.0175% × 保有100万円 約175ポイント
合計 約3,800円相当/年

同じ月3万円積立で比べると、マネーブリッジで普通預金金利アップ分も得られる楽天証券+楽天カードのほうが年間獲得は大きくなります。

ただし、SBI証券は三井住友カード ゴールド(NL)の年間100万円利用達成条件(クレカ積立以外の買い物も合算可)を満たすと、翌年以降の年会費永年無料+10,000ポイントが加わり、合計で年1万円以上の上乗せが見込めます。生活費をカード払いに集約できる方なら、SBI証券のほうが有利になるケースも多いです。

タイプ別おすすめ

これまでの比較をふまえて、タイプ別に向いている口座をまとめました。

タイプ おすすめ 理由
楽天ユーザー 楽天証券 楽天カード積立でポイントが貯まり経済圏を最大活用できる
投資初心者 楽天証券 アプリが見やすく操作がシンプル
三井住友カードユーザー SBI証券 クレカ積立の還元率が最大3.0%と高い
銘柄・機能を重視 SBI証券 取扱銘柄数・対応カード数ともに業界トップ
米国株を中心に買いたい SBI証券 米国株の取扱銘柄数が約6,000銘柄と最多級

「迷ったら楽天証券、ポイント還元の最大化を狙うならSBI証券」が大まかな目安です。

NISA口座開設の注意点

●NISA口座は1人1口座まで

NISA口座はすべての金融機関を通じて1人1口座までと決まっています。複数の証券会社でNISAを同時に持つことはできないので、最初の選択は慎重に。つみたて投資枠と成長投資枠は同じ金融機関でセットになります。

●金融機関の変更は年1回まで

NISA口座を別の金融機関に移したい場合、その年の9月末までに手続きをすれば、翌年1月から新しい金融機関で利用できます。ただし、年内にすでにNISAで買付している場合、その年中の変更はできません。

●開設前に準備しておくもの

口座開設の申込みには、マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)と、銀行口座の情報が必要です。マイナンバーカードがあれば申込みから開設までの期間が短縮されます。

●既に他社で開設済みの場合

既存のNISA口座から移管する場合は、現在のNISA口座を一度「廃止」して新しい金融機関で再開設する流れになります。保有している銘柄を売却する必要はなく、旧NISA口座で買った商品はそのまま非課税のまま保有を続けられます(新規買付ができなくなるだけ)。

まとめ

NISA口座は普段使っているサービスと連携できる方を選ぶのが最も効率的です。

この記事のまとめ

  • 楽天をよく使う・投資初心者 → 楽天証券
  • 三井住友カードあり・機能重視・米国株重視 → SBI証券
  • クレカ積立の月額上限はどちらも10万円・対応カードで還元率が変わる
  • NISAは1人1口座/金融機関変更は年1回・9月末締切
  • どちらも口座開設・維持費は無料、まず1社で始めればOK

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