「光回線を引くのが面倒」「引っ越しが多くて回線契約を続けたくない」
そんな方に注目されているのが、コンセントに挿すだけで使えるホームWi-Fi(置くだけWi-Fi)です。
代表的なのが楽天ターボ・docomo home 5G・SoftBank Air・WiMAX +5Gの4社。それぞれ料金・速度・データ容量に違いがあり、選び方を間違えると「思ったより遅い」「上限に達して制限がかかる」という後悔につながります。
この記事では、主要ホームWi-Fi 4社を月額料金・速度・データ容量・契約縛りで徹底比較し、タイプ別のおすすめを解説します。
ホームWi-Fiとは(光回線との違い)
ホームWi-Fiは、コンセントに挿すだけでWi-Fi環境が作れる据え置き型のルーターです。本体にSIMが内蔵されており、各キャリアの5G/4G回線を経由してインターネットに接続します。
光回線との違いは次のとおりです。
| 項目 | ホームWi-Fi | 光回線 |
|---|---|---|
| 工事 | 不要(コンセントに挿すだけ) | 必要(最短2週間〜) |
| 初期費用 | 事務手数料3,300円程度 | 工事費2〜4万円(実質無料も多い) |
| 速度(実測) | 50〜300Mbps程度 | 200Mbps〜1Gbps |
| 引っ越し | 住所変更のみで継続OK | 移転工事が必要 |
| データ容量 | 原則無制限(混雑時に制限あり) | 完全無制限 |
| 向いている人 | 引っ越しが多い/工事不要 | 速度・安定性重視 |
「工事を待ちたくない」「引っ越しが多い」「速度はそこそこで十分」という人にホームWi-Fiが向いています。
主要4社の基本情報
●Rakuten Turbo(楽天ターボ)
楽天モバイル回線を使った据え置き型ルーター。データ容量無制限・契約期間の縛りなしが特徴です。楽天モバイルのスマホとセット契約で割引が効くため、楽天経済圏ユーザーに人気。
●docomo home 5G
NTTドコモ回線を使ったホームルーター。5G対応エリアでは最高水準の速度を出すと評判。データ容量は原則無制限ですが、直近3日で大量に使うと一時的な制限がかかる可能性があります。
●SoftBank Air
ソフトバンク回線を使ったホームルーター。料金体系は分かりやすく、SoftBank光やワイモバイルとのおうち割でセット割引が効きます。マンションでも工事不要で導入できる手軽さが魅力。
●WiMAX +5G(ホームルーター)
UQコミュニケーションズが提供する5G対応ホームルーター。各種プロバイダ(GMO・BIGLOBE・Broad WiMAXなど)から契約でき、キャッシュバックや月額割引のキャンペーンが豊富です。auスマホとのセット割も適用できます。
月額料金の比較
代表プランの月額料金(税込)を比較します。
| サービス | 月額料金 | セット割引 | 端末代 |
|---|---|---|---|
| Rakuten Turbo 5G | 4,840円(最安1〜2ヶ月目1,980円) | 楽天モバイルのスマホ料金から割引 | 分割または一括(実質無料キャンペーンあり) |
| docomo home 5G | 4,950円 | ドコモのスマホ料金から最大1,100円割引 | 71,280円(36回分割で実質無料) |
| SoftBank Air | 5,368円(割引で約3,800円) | SoftBank光・ワイモバイルとのおうち割 | 71,280円(36回分割で実質無料) |
| WiMAX +5G | 4,000〜5,000円程度(プロバイダ次第) | auスマートバリュー/自宅セット割 | 21,780円(プロバイダにより無料) |
実質月額(端末代込み・セット割考慮)で見ると、WiMAX +5GとRakuten Turboがやや安く、home 5GとSoftBank Airがやや高い傾向です。ただし各社キャンペーンが頻繁に変わるため、契約時には公式サイトの最新条件を必ず確認しましょう。
通信速度・データ容量の比較
各サービスの最大速度(理論値)・実測の目安・データ容量を比較しました。
| サービス | 最大速度(理論値) | 実測速度の傾向 | データ容量 |
|---|---|---|---|
| Rakuten Turbo 5G | 下り2.1Gbps | 50〜200Mbps | 無制限 |
| docomo home 5G | 下り4.2Gbps | 100〜400Mbps(5Gエリア) | 原則無制限(混雑時制限あり) |
| SoftBank Air | 下り2.1Gbps | 30〜150Mbps | 無制限(混雑時制限あり) |
| WiMAX +5G | 下り4.2Gbps | 50〜300Mbps | 原則無制限 |
理論値はあくまで「上限」で、実際の速度はエリア・建物・利用時間で大きく変動します。
速度重視ならdocomo home 5GまたはWiMAX +5G、コスパ重視ならRakuten Turboが選択肢になります。
契約縛りと初期費用
契約期間の縛り・解約金・初期の事務手数料を比較しました。
| サービス | 契約期間 | 解約金 | 事務手数料 |
|---|---|---|---|
| Rakuten Turbo 5G | なし(縛りなし) | 0円 | 3,300円 |
| docomo home 5G | なし(縛りなし) | 0円(端末残債は別) | 3,850円 |
| SoftBank Air | なし(縛りなし) | 0円(端末残債は別) | 3,300円 |
| WiMAX +5G | 2年または縛りなし(プロバイダ次第) | プロバイダによる | 3,300円 |
2022年の改正電気通信事業法により、解約金の上限が「月額相当」までに制限されたため、各社とも縛りは大幅に緩和されました。「合わなかったら短期で解約」が現実的に可能です。
ただし端末代の分割残債が残っているケースは注意が必要。home 5GやSoftBank Airは36回分割で実質無料になるキャンペーンが多いものの、途中解約すると残債が一括請求になります。
タイプ別おすすめ
契約キャリアや使い方(速度重視・コスパ重視・引っ越しが多いなど)に合わせたおすすめをまとめました。
| タイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 楽天経済圏で固めたい | Rakuten Turbo | 楽天モバイルとセット割・縛りなし・初月980円〜の割引 |
| 速度重視・ドコモユーザー | docomo home 5G | 5G対応で最高水準の実測値・ドコモスマホ割引 |
| SoftBank・ワイモバイルユーザー | SoftBank Air | おうち割でスマホ料金から最大1,100円割引 |
| キャッシュバックで安く | WiMAX +5G | プロバイダ各社のキャッシュバック・月額割引が豊富 |
| 引っ越しが多い | WiMAX +5G/Rakuten Turbo | 持ち運び・住所変更が容易 |
| オンラインゲーム・配信メイン | 光回線を選ぶ | ホームWi-Fiは混雑時の遅延が大きく、ゲーム用途には不向き |
オンラインゲーム・動画配信を仕事で使う方は、ホームWi-Fiではなく光回線を選んだ方が安定します。逆に、Web閲覧・動画視聴・在宅ワーク程度の用途なら、ホームWi-Fiで十分快適に使えます。
まとめ
- ホームWi-Fiは工事不要・引っ越しに強い置くだけWi-Fi
- 主要4社はRakuten Turbo・home 5G・SoftBank Air・WiMAX +5G
- 速度重視ならhome 5G/WiMAX、コスパ重視ならRakuten Turbo
- 2022年法改正で縛り・解約金は大幅に緩和済み
- 端末代の分割残債は途中解約で一括請求になる点に注意
- オンラインゲーム・配信用途なら光回線が安定
固定費削減の観点では固定費削減の完全ガイド、
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