ネット銀行選びで名前が挙がりやすい、ドコモSMTBネット銀行とauじぶん銀行。
「金利はどっちも高そうだけど、他に何が違うの?」と気になる方も多いはずです。
SBI証券をよく使うならドコモSMTBネット銀行、au経済圏やPontaポイントを使っているならauじぶん銀行が向いています。
手数料の無料回数とポイント連携の違いを整理しました。
ドコモSMTBネット銀行とauじぶん銀行の基本を比較
まず基本の特徴を比較しました。
| 項目 | ドコモSMTBネット銀行 | auじぶん銀行 |
|---|---|---|
| 旧名称 | 住信SBIネット銀行 | なし |
| 連携する証券会社 | SBI証券 | auカブコム証券・SBI証券 |
| 連携するポイント | なし | Pontaポイント |
ドコモSMTBネット銀行は、2026年8月に住信SBIネット銀行から名称が変わった銀行です。
証券連携の軸が違うので、普段使っている証券口座で選ぶのが分かりやすい方法です。
●普通預金の金利のつき方も違う
ドコモSMTBネット銀行の円普通預金は、条件なしで年0.40%です。
auじぶん銀行は、au PAYやau回線との連携など条件を満たすほど金利が上がる仕組みで、無条件の基準金利はドコモSMTBより低めに設定されています。
金利だけを重視するなら、条件なしタイプと条件達成タイプのどちらに合うかも判断材料になります。
ATM・振込手数料のランク制度
どちらも取引実績に応じてランクが上がり、無料回数が増える仕組みです。
| ランク | ドコモSMTB(ATM/振込) | auじぶん(ATM/振込) |
|---|---|---|
| 最低ランク | 月2回/月1回 | 月2回/月3回 |
| 中間ランク | 月10回/月10回 | 月10回/月10回 |
| 最高ランク | 月20回/月20回 | 月15回/月15回 |
最低ランクの段階では、振込の無料回数はauじぶん銀行の方がわずかに多くなっています。
ただし最高ランクまで育てると、ドコモSMTBネット銀行の方が無料回数の上限は高くなります。
●ランクの上げやすさは口座の使い方しだい
どちらのランクも、給与受取の指定や取引件数など、複数の条件の組み合わせで決まります。
普段からその銀行をメインバンクとして使うほど、上のランクに到達しやすくなります。
●コンビニATMはどちらも使える
どちらの銀行も、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMで入出金できます。
店舗を持たないネット銀行でも、日常のATM利用に困る場面は少なくなっています。
●ドコモSMTBは「アプリでATM」なら手数料が無料
ドコモSMTBネット銀行には、スマホアプリでATMを操作する「アプリでATM」という機能があります。
セブン銀行・ローソン銀行のATMでこの機能を使うと、入出金の手数料が回数の制限なく無料になります。
ランクの無料回数を使い切ってしまっても、この機能を使えば追加の手数料負担を避けられます。
たとえば無料回数を超えて月5回追加でATMを使う場合、1回110円としても月550円ほどの手数料がかかる計算です。
「アプリでATM」を使えば、この負担を丸ごと避けられます。
●auじぶん銀行のスマホATMは無料回数と合算される
auじぶん銀行にも、キャッシュカードなしでATMを使える「スマホATM」という機能があります。
ただしこちらは、キャッシュカードでの利用と合わせてステージごとの無料回数を消費する仕組みです。
ドコモSMTBネット銀行のように、無料回数を使い切った後も無制限で使えるわけではない点が違います。
証券連携とポイントの違い
もっとも差が出るのは、証券会社とポイントの連携先です。
●ドコモSMTBネット銀行はSBI証券と一体型
ドコモSMTBネット銀行は、SBI証券との連携(旧SBIハイブリッド預金)が中心です。
証券口座への資金移動がスムーズで、投資資金の管理をシンプルにしたい人に向いています。
●auじぶん銀行はPontaポイントと連携できる
auじぶん銀行は、auカブコム証券だけでなくSBI証券とも連携できるうえ、Pontaポイントとの連携も特徴です。
au PAYやau回線を既に使っている人なら、口座を分けずに経済圏をまとめられます。
住宅ローンの金利優遇の仕組み
住宅ローンを検討している人にとっては、この違いも見逃せません。
●ドコモSMTBは住宅性能や自己資金で優遇
ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンは、環境配慮型住宅を購入する場合や、自己資金の割合が物件価格の80%以下の場合に、最も優遇された金利が適用されます。
住宅の性能や資金計画によって金利が変わる仕組みです。
●auじぶん銀行は回線とセットで優遇
auじぶん銀行の住宅ローンは、au回線・じぶんでんき・J:COM NETなどをセットで利用すると、最大年0.15%の金利引き下げが受けられます。
au経済圏のサービスをまとめて使っている人ほど有利になる設計です。
どちらが向いているか
普段使っているサービスとの相性で選ぶのが合理的です。
●ドコモSMTBネット銀行が向いている人
SBI証券をメインで使っている人、口座ランクを最大まで育てて手数料無料回数を増やしたい人に向いています。
●auじぶん銀行が向いている人
au回線やau PAYを使っている人、Pontaポイントを貯めている人、少ない条件でもある程度の無料回数を確保したい人に向いています。
まとめ
この記事のまとめ
- ドコモSMTBネット銀行は2026年8月に住信SBIネット銀行から名称変更した銀行
- ランクの無料回数は、最低ランクでauじぶん銀行、最高ランクでドコモSMTBが上回る
- ドコモSMTBの「アプリでATM」は無料回数を使い切っても無制限で使える
- ドコモSMTBネット銀行はSBI証券、auじぶん銀行はauカブコム証券・SBI証券と連携できる
- Pontaポイントと連携できるのはauじぶん銀行だけ
- 住宅ローンは、ドコモSMTBが住宅性能と自己資金、auじぶんがau回線とのセットで金利優遇される
金利だけで選ぶより、証券口座やポイントとの組み合わせで選ぶ方が、日々の使い勝手は良くなります。
まずは自分がメインで使っている証券口座やポイントサービスを確認してみてください。
普通預金の金利で比較したい方は普通預金の金利が高い銀行5選、ドコモSMTBネット銀行と楽天銀行の比較はネット銀行おすすめ比較も合わせてご覧ください。


