いよいよ始まる、こどもNISAの口座開設。
「楽天証券とSBI証券、結局どっちで申し込めばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、後から金融機関を変更できない制度なので、申し込み前の比較が重要です。
楽天証券とSBI証券それぞれの特徴を整理しました。
こどもNISAの基本条件
まずは制度の基本を確認します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 0〜17歳 |
| 制度開始 | 2027年1月 |
| 年間投資枠 | 60万円 |
| 非課税保有限度額 | 600万円 |
| 対象商品 | 投資信託のみ |
投資枠や対象商品は制度で決まっているため、どの金融機関で開設しても条件は同じです。
差が出るのは、申込の流れと日々の使い勝手の部分になります。
●払出し制限と贈与税に注意
現行のジュニアNISAと違い、払出し制限があるのも特徴です。
中学校入学のタイミングがおおよそのボーダーラインになるので、資金計画に合わせて確認してみてください。
親や祖父母が資金を出す場合の贈与税も、気になるポイントです。
年間110万円までの贈与には基礎控除があるため、こどもNISAの年間投資枠60万円はこの範囲に収まります。
●口座開設の前提条件
楽天証券・SBI証券とも、こどもNISA口座の開設には親権者自身の証券総合口座が必要です。
こどもNISA口座は1人につき1口座のみで、子どもが未成年の間は金融機関を変更できません。
口座開設の流れの違い
●楽天証券は親権者口座からそのまま申込
楽天証券は、親権者名義の口座にログインし、こども口座の開設と合わせてこどもNISA口座を申し込む流れです。
2026年10月1日から受付を開始し、税務署の審査を経て2027年1月に口座が開かれます。
受付開始に合わせて、条件を満たすと現金がもらえるキャンペーンも予定されています。
親権者の口座開設・初期設定で1,500円、こども口座とこどもNISA口座の申込で1,000円がもらえる内容です。
楽天銀行の新規口座開設・入金の条件も合わせて満たすと、親子合計で最大5,000円になる計算です。
●SBI証券はこども口座を先に開設
SBI証券は、まず未成年口座にあたる「こども口座」を開設してから、こどもNISA口座を申し込む2段階の流れです。
こちらも2026年10月1日から事前受付が始まり、口座開設は2027年1月を予定しています。
事前に必要書類をそろえておくと、受付開始後の手続きがスムーズです。
マイナンバー記載の住民票は、同居している場合は1種類だけで済みます。
別居している場合は、これに加えて戸籍謄本も必要になります。
●SBI証券もキャンペーンを実施中
SBI証券も、こども口座の開設と投資信託の買付を条件にしたキャンペーンを実施しています。
2026年9月1日から11月30日までの期間限定で、条件達成者にはオリジナルグッズがもらえる企画です。
条件を満たした人全員がもらえる特典と、抽選で当たる特典を組み合わせている点が特徴です。
グループのSBI新生銀行でも、子ども名義の口座開設と合わせて定期預金の金利が上乗せされるキャンペーンが実施されています。
証券口座と銀行口座を同じグループでまとめたい方には、合わせて検討する価値があります。
ポイント・積立方法の違い
日々の積立で貯まるポイントの傾向も、選ぶときの判断材料になります。
●楽天証券は楽天ポイントに一本化
楽天証券は、楽天カード・楽天キャッシュでの積立に応じて楽天ポイントが貯まる仕組みです。
普段から楽天カードや楽天銀行を使っている家庭ほど、ポイントをまとめやすくなります。
●SBI証券はポイントの種類を選べる
SBI証券は、投資信託の保有額に応じてVポイントやPontaポイントなど複数のポイントから選べる設計です。
取扱商品数も多いため、幅広いラインナップから選びたい方に向いています。
子ども自身の名義でポイントが貯まる設計になっている点も、SBI証券ならではの特徴です。
具体的なポイント還元率や条件は、通常のNISA口座と同様になる見込みです。
申込の前に、各社の最新情報で確認してみてください。
どっちが向いているか
●楽天証券が向いている人
楽天カード・楽天銀行・楽天ポイントを普段から使っている家庭には、楽天証券が向いています。
親のNISA口座も既に楽天証券の場合は、管理画面をまとめやすいのも利点です。
家族の資産を1つのアプリで見渡したい方にとって、この一元管理は大きなメリットになります。
●SBI証券が向いている人
特定の経済圏にこだわらず、取扱商品の幅やポイントの選択肢を重視したい方にはSBI証券が向いています。
Vポイントやポイントを普段使いしている家庭にも相性がよいです。
複数の証券口座を持つ家庭が多い理由の1つも、この選択肢の広さにあります。
●迷ったら親のNISA口座に合わせる
こどもNISAは金融機関の変更ができないため、判断材料が少ない場合は迷いやすいポイントです。
そんなときは、親のNISA口座と同じ証券会社にそろえるのも一つの方法です。
たとえば親が楽天証券でNISAを積み立てているなら、こどもNISAも楽天証券にするとスムーズです。
操作方法の記憶が新しいうちに手続きを進められます。
同じ画面で家族の資産をまとめて確認できるようになります。
口座開設の準備をする
親のNISA口座も同じ証券会社にそろえておくと、こどもNISA口座の申込みがスムーズです。
まだ口座を持っていない方は、楽天証券の公式サイトから準備しておくのも一つの方法です。
この記事のまとめ
- こどもNISAは0〜17歳が対象、年間投資枠60万円・非課税保有限度額600万円
- 楽天証券・SBI証券とも2026年10月1日から受付開始、口座開設は2027年1月
- こどもNISA口座は1人1口座のみで、未成年の間は金融機関を変更できない
- 楽天証券は楽天ポイント一本化、SBI証券は複数ポイントから選べる設計
- 迷ったら親のNISA口座と同じ証券会社にそろえるのも一つの手
金融機関を変更できない制度だからこそ、申し込み前の数日で比較しておく価値があります。
まずは親権者自身の証券口座があるかどうかから確認してみてください。
こどもNISA制度そのものを詳しく知りたい方はこどもNISAとは?2027年開始の新制度と現行NISAとの違いも合わせてご覧ください。
親のNISA口座選びに迷う方はNISAにおすすめの証券口座比較【楽天証券 vs SBI証券】も参考になります。


